【抽象的なモノから具体的に・・・そしてまた抽象的に・・・】


昨日は、先月から続いているアドバンス講座の2回目。

 

前回はかなり抽象的なモノをドカーンと伝えた。

そこから2回目までの約1か月間の様子を聞くと、
やはり現場でどう活かすかという部分で、
いろいろと試行錯誤したり、つまずいたよう。

 

わかる。

 

自分も同じ経験を繰り返してきたから。

 

それぞれにそれぞれの現場があり、
ルールがあり、制約があり、タイムリミットがあり・・・。

 

いつもの環境で作業するには、
いつもの習慣化されている流れに身を任せ、
いつも通りにこなすほうが、効率はいい。

 

でもそれが、自分が目指す行先へと続いているのか?
その先に、自分が本心から納得できる場所があるのか?

 

それが、
「イエス」と自分で言えるなら、それでもいい。
「ノー」と言うなら、それを自分なりに変えていくしか、
そこから抜け出す道はない。

 

でも、本当は違うと分かっていても、
そこから抜け出したいと思っていても、
いつもの自分、いつもの環境、いつもの流れという、
麻薬のような安定感に魅せられ、とらわれ、
骨抜きにされ、いつの間にか一歩踏み出す機会を失う。

 

そして、それを繰り返せば繰り返すほど、
その流れから抜け出すのは、より困難になる。

 

そのうちに、抜け出す体力も、気力も、意欲さえも消え失せ、

 

「まぁ、このままでもいっか。
考えてみると、このままでいいこともある。
そんなに悪いわけじゃない。」

 

と、自分の中から湧き出るモノを抑え込み、
都合よく自分を納得させるためにちょうどいい、
もっともらしい理由という「フタ」を丁寧に創りだす。

 

今のままという道があたかもベストな選択だと、
自分で自分に言い聞かせ始める。

 

そしてまた、変化のない毎日に飲み込まれる。

 

そうなってくると、
本当は好きで始めたはずの治療やセラピーといった、
人を癒し自分のやりがいも得られる仕事のはずなのに、
楽しさを忘れ、忙しさに追われ、刺激がなくなり、
疲労と怖れに縛ら、どんどんエネルギーが下がり、
ただ淡々とこなすだけの作業になってくる。

 

それじゃあ、あまりにももったいない!!
もったいなさすぎる!!!

 

せっかく人に触れ、人に関わり、
人の変化に立ち会える役割をもらって仕事できているのに、
そこに楽しさも刺激もやりがいも感じられないなんて、
残念すぎるなと・・・。

 

昨日、2回目の中でお伝えした内容は、
そんないつもの治療に新しい可能性と楽しさを、
変化を引き出せることの喜びとやりがいを、
同時に得られるような内容をお伝えした。

 

まだ、それを現場で自分のものとして活かすには、
参加者ごとに現場での鍛錬と経験が必要。

 

でも、一人の治療家やセラピストとして、
磨けば磨くほど破壊力抜群となり、
自分にとっての自信にもなる強力な武器を、
昨日の講座の中でお渡しした。

 

伝える中で、僕自身もまた新たな発見があったし、
参加者も、朝始まったときよりも終わった夕方の方が、
あきらかに元気になっていたのが面白い。

 

やればやるほど、
やってる自分が元気になって、
やられた相手も元気になって、
終わったらどちらもスッキリして、
エネルギーが内側から溢れる。
そんな、不思議で繊細で癒しに溢れた、
世にも奇妙なゾーンへ・・・。