【みる。きく。かんがえる。はなす。しる。】

先日、ある方からランチに誘われ、
チャリンコでぷら~っと待ち合わせ場所に・・・。

 

この方とは会うのは、約3ヶ月ぶり。

 

自分の進む方向をいろいろ模索しながら、
これまでやったことのない、
新しい取り組みにチャレンジしている様子。

 

2~3時間ほど、ご飯を食べながらお互いの状況をシェア。
その中で感じたこと。

 

最近は以前に比べると、
相手の話や内容を受け取り、それに対して余計なジャッジをせずに、
ただただ聴くというのが出来てきている。

 

これ、今まではなかなか出来なかったし、
出来ていないということ自体にも気付けていなかった。

そのおかげか、

 

「相手がなぜそう言っているのか?」
「どのような感情が、その言葉の裏に隠れているのか?」
「その表現は、どういった価値観から出てきたものなのか?」

 

そういった、
目の前に展開され具現化されたものの奥深くに照準を合わせたり、
そこをもっと知りたいと思うようになってくる。

そして、

 

「相手はもしかしたら、こういう想いや価値観で話しているのかな?」
「じゃあ僕は、その事柄についてどう思う?どう感じている?」

 

と、お互いの価値観について想いを巡らせ、意識を向ける。

 

自分の中に眠る引き出しを探り、
これかなと思うアイデアや自分なりのなんらかの答えを、
深海の底から海面へと引き上げるかのように掘り起こし、
それを相手に伝わる表現に変換して言葉にのせる。

 

ただ聴く。眺めてみる。

そして、自分に目を向ける。

自分の声を聴く。味わってみる。感じてみる。

 

そうすると、

自分と相手の違いを感じ、自分は自分であると知り、
自分の中にある軸や価値観、こだわり、考え、能力、立ち位置・・・
いろんなものが見えてくる。

 

それが出来てくると、自分とも相手とも、
なんだか心地いいコミュニケーションが出来上がる。

 

コミュニケーション能力を高める一番のカギは
会話の流れや言葉の選び方、パターンを知ることじゃない。

コミュニケーションはたぶん、
「自分を知る」ことで上達していくんだろう。

 

自分の中の本質を見つめ、磨き続けていれば、
結果的に、必要なことはあとから全部ついてくる。

なんだかそんな気がするし、
少しづつそれが体感できている。

 

誰かといることで、自分をさらに知ることができる。

そして、それを通してまた、
相手にも自分を知る機会が生まれる。

 

その繰り返し。

 

今いる場所にかたくなに踏みとどまって、
居心地のいい場所にしがみついているだけじゃ、
なんだか勿体ないし、つまらない。

 

明日は、人前でお話させていただく機会をもらっている。

短い時間の中で、何を感じてもらえるか。何が伝わるか・・・
その時、僕は何を感じるか。何を伝えられるのか・・・

 

もらった機会をフル活用☆
一発一発が真剣勝負!!!

 

意図を持って、固まらず、余裕を持って、ゆったりと。
あとは、・・・・なんとかなる!!笑