と、最近よくクライアントさんに言う。
健康面での問題がある時、多くの人は、
先に原因がハッキリしないと、
問題も解消されないと思っている。
でも、果たしてそうだろうか?
本当に、先に原因を明らかにしない限り、
問題の解消は不可能なのか?
もしそうだとしたら、
慢性疾患なんて治りようがない。
長い間、
ずっとそれを抱えている人からすれば、
「それを抱えている自分像」というものが、
「いつもの自分」になってしまっている。
だから、問題を抱える前の状態が、
果たしてどんな状態だったのかということ自体、
本人自身が忘れてしまっていたり、
もはや自分でもよく分からないとか、
そういうことが多いから。
もうそうなると、
原因追究はあくまでも想像の範囲を超えず、
それが無理やりのこじつけだったり、
そういうものだと思いたいという願望だったりして、
実態が在るようで無いようなもの。
聞こえのいい、
いかにもそれらしい捏造をいくら並べてみても、
そこにはなんの実態もない。
それに、原因追究思考は、
あくまでも過去思考。
これまでの事象やプロセスといった、
過去の事実やデータをもとに、
今を紐解く思考パターン。
そうなるとどうしても、
今この瞬間とか未来へのフォーカスや意識は薄れ、
過去に囚われることになる。
人は過去に囚われてしまうとき、
本来誰もが備わっている創造性や、
秘められた力というものを、
十分に発揮できなくなる。
いちいち過去の記憶と感情を呼び起こし、
そこに意識を奪われ、
不安と緊張に襲われ、
自ら壊れていく。
そうなるくらいなら、
余計な原因追究もしない方がマシだし、
因果関係なんてムシでいい。
今どんな状態なのかを丁寧に把握し、
それを自分がどう感じているかを繊細に捉えたうえで、
そこからどんな状態になりたいのか、
そのためには何を意識しイメージすればいいのか、
それを知ることの方がはるかに重要で効果的。
それを繰り返しているだけで、
思わぬ変化や悩みの解消が期待できるし、
むしろそれをしないと解消は難しい。
原因なんて、その途中とか、
あとで気づいたっていいし。
先に原因が分からなくたって、
今この瞬間から良くなることも、
変化することも可能。
そういった視点や考え方が、
施術家やセラピストはもちろん、
クライアントにも浸透していけば、
余計な症状や病なんてものは、
もっとなくなるのにね。
あなたは、どう思う?
p.s.
ちょっとした発想の転換や視点の変化が、
どれだけ心と身体に影響を与えるのか。
その少しの違いが刺激となって、
どれだけ瞬間的な反応を引き起こし、
いかに現実へと反映されるのか。
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