なーんか難しいこと言ってるようで、
実はそんなわけでもなくて・・・(^_^;)
ちょっと自分の過去を振り返ると、
「あー、あの時はマジでしんどかったな。」
「あの時、ああしとけばよかったなー。」
とか、ふと思うときがある。
でもちょっと疑問。
今の自分は、過去が創ったものなのか?
例えば、
「頑張って毎日勉強したから、いい学校に受かった?」
「お金持ちの家に生まれたから、裕福な生活ができる?」
「留学したから、英語バリバリ話せるビジネスマンになった?」
果たしてほんとにそうなのかな?
原因と結果の法則なんていうのもあるけど、
一方通行で因果関係をみていると、
そこに何の疑問もなく、そういうもんだと思ってしまう。
「○○○だから、△△△になった。」
でも仮に、
頑張って勉強した人が希望の学校に受からなかったとしたら、
受かった人と同じくらい頑張っていたとしても多分、
「自分の努力が足りなかった」
と思うかもしれない。
留学して英語も話せるようになって帰ってきたのに、
今自分がやりがいのある仕事や楽しい生活を送れていなかったら、
「留学したけどあんまり意味なかったな。」
って思うかもしれない。
結局、過去の苦い体験や失敗も、
今それを活かすことができていたら、
すべて必要だったと思える記憶になる。
逆に、今それを活かせていなかったら、
それは自分にとって意味がなかったと感じたり、
下手すると思い出したくない記憶にもなる。
今の自分の状況が、
過去の体験に対する解釈を大きく変えることになる。
ついつい僕も、
過去の自分を思い返していろいろ考えてしまうことがある。
でも、どうせそれは変わらない事実。
だったら、
今を変えて事実に対する解釈を変えたらいい。
「いつからでも人は変われる」
その言葉がどういうものか自分が体感すると、
それを信じられるようになる。
そうなんだと知ることができる。
人それぞれきっかけは違うかもだけど、
僕にとっては、これが一つの大きな分岐点になった。
少し自分だけの時間を作って、一読する価値あり。
自分でも気づいていない思い込みや、
価値観を変えるきっかけになるかも・・・。
<加藤秀視著『自分を愛する技術』無料立ち読み ページ>