【他人の中に自分の弱さと怖れを見た瞬間】

いつもとは違う状況、いつもとは違う環境で、
ある何かを達成しようとするとき、
自分の中に存在する弱さと怖れが顔を出す。

 

「本当にこれでいいのか?」
「このまま進んで後悔しないのか?」
「もっと大事なこともあるんじゃないのか?」

 

そんな疑問と葛藤が頭の中をグルグルと回る。

 

「今置かれている状況をどう受け入れるのか?」
「その状況の中でどんな選択をするのか?」
「自分は何をやると決めるのか?」

 

限られた時間の中で、ルールの中で、
他人との関係性の中であるゴールを目指すとき、
自分の中にある価値感や日常での振る舞い、
他者との考え方の違い、捉え方の違いを目の当たりにし、
そこで自分が試される。

 

こんなことを言っていいのか?
そこまで追い込んでもいいのか?
どこまで他人と本気で向き合うか?

 

そこで、いつもの自分とは違う選択をしたとき、
日常で出会う自分の弱さや恐れの正体を初めて体感し、
ようやくそれを乗り越えるヒントを見つけることができる。

 

他人の中に自分の弱さや不安を見つけ、
それと対峙し逃げずに立ち向かうことで、
弱い自分、怖れを抱える自分のことを否定せず、
それを認めたうえで、ようやく自分自身と繋がることができる。

 

上手く言葉にできないが、
そんなことを考え、気づき、自分をもっと深く知る旅をした。

 

毎日の中に顔を出す、自分の弱さや怖れをしっかりと見つめ、
それを受け入れ、それでも進むという選択を繰り返すことが、
自分の力を高め、次のステージへと進む扉を開くカギになる。

 

さぁ今日も、そんな自分を見つめ、受け入れ、
昨日の自分をまた一歩でも超える一日を過ごそう。