【CTに写っていた、胆石が消えた・・・】

という報告が、今日のお昼間にクライアントから届いた。

 

始まりは今から10日前。
知り合いからの突然のメッセージ。

 

「胆石ある人の治療法ってあるのかな?」

 

みぞおちとお腹に違和感を覚え、
仕事を早退して病院に向かい、
CTやエコーでの検査を受けてみたところ・・・。

 

胆のうと盲腸に石がみつかり、
オペで胆のうをとるしかないと言われたと。

 

「手術は嫌だー!胆のうとりたくない・・・」

 

ちょうど3日後に、
クライアントの自宅サロンで講座をやる予定もあり、
その講座前の時間で施術することに。

 

まぁ小一時間ほどいろいろやりましたが、
それから1週間後の今日、
病院でまた検査してみたところ・・・。

 

「胆石と盲腸の石が写ってないの!!!
念のためエコーも10日後にとることになったけど、
お医者さんから、
CT見る限りでは内臓綺麗ですよ~だって♪」

 

とのメッセージが。

 

いやー、人の身体ってすごいね。
ちゃんと自分で治るんだから。

 

僕自身もいい経験になったと同時に、
また一つ、自信と確信を積ませて頂いた。

 

いつもこんな風に、
上手くいくとは限らないかもしれない。

 

でも、
医者からオペ適応だと診断された場合であっても、
それを回避することもできるんだという、
一つの事実には変わりない。

 

人の身体は、それほどまでに繊細で神秘的。
簡単に切って、貼って、繋いでいいもんじゃない。
それでよくなるモノでもない。

 

もちろん、オペしか選べないケースもある。
すべての可能性を考え尽くした後の、
最後の手段として。

 

病院勤務時代に、そんな場面は山ほど見てきた。

 

手を尽くしての治療もかなわず、
命を落とす人もたくさん看取った。

 

だからこそ、そうならないための道を探したい。
できることはないのかを追求したい。
それとは別の提案を出来る自分で在りたい。

 

人の身体を通して、病や症状というものを通して、
「生」を考え、感じ、再認識する。

 

この繰り返し。この繰り返しの先にしか、
新たな世界は見えてこない。

 

明日からまた東京で2日間、
朝から夜までぶっ続けでの施術。

 

こうやって、自分の力を活かせる場所が与えられるのは、
本当にありがたいこと。

 

まだまだ僕にも、できることがありそう。

 

やったるぜい!

 

p.s.

胆石が消えたのはうれしいこと。
でも大事なのは、

 

「なぜ、胆石ができてしまったのか?」
「身体がわざわざ、胆石をつくった理由は?」

 

というところ。

 

多くの人は胆石が消えたことに安心し、
その奥にあるものまではみようとしません。

 

でも、ここに目を向けない限り、
また同じことが繰り返されたり、
今度は違う部分に病を引き起こしたり・・・。

 

イタチごっこの果てに悪化を辿り、
医者や病院に依存しないと生きていけない、
悩みや不安を抱え続ける身体になります。

 

そこが、西洋医学的アプローチにおける問題でもあり、
検査には現れず、グレーのままで放置される部分。

 

この方の場合、胆石でよく言われるような、
コレステロールの多い食事などもしていません。

むしろ普通の人より気を付けていた方です。

 

じゃあ、どうして?

 

理由はもっと、別のところにありました。

 

その辺りはまた、
このクライアントさんのエコー検査が終わってから、
改めてメルマガにでも書いてみようかと思います。